試験直前の見直しに最適!QC検定3級「実践編」まとめ

QC検定 3級

こちらの記事では、QC検定3級「実践編」の要点になるワードをまとめております。

これから実践編を勉強するのに全体的な内容を把握したい方や、試験直前に最後の見直しをしたい方は是非ご活用下さい。

この記事は、QC検定3級を受ける上で最低限必要と思ったワードをピックアップています。

もう少し詳しく学習・見直しされたい方は、その記事のリンクも張っておりますので、良ければそちらもご覧下さい。

QC的ものの見方・考え方

「QC的ものの見方・考え方」では不良品(トラブル)が発生した時の処置や、その未然防止などについて問われます。

応急処置三現主義(現場、現物、現実)に基づいて事実やデータを正確に把握して、必要に応じて出荷停止や生産停止を行う。
未然防止
(予防処置)
発生すると予想される問題をあらかじめ計画段階で洗い出し、それに対する対策を講じておく活動。未然防止の主な手法に、FTAFMEAがある。
プロセス重視品質を工程で作り込む考え。工程は4M(人、機械、材料、方法)で構成されている。
重点指向影響を強く与える要因に絞って優先順位を付けて、是正処置や改善する考え。
QC七つ道具では、パレート図を使用。

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 QC的ものの見方・考え方 | アンキロぱぱのQC検定3級合格のためのブログ (ankiropapa.com)

品質の概念

「品質の概念」では品質の種類などが問われます。

設計品質企画・設計段階で、製品の機能や仕様を決めの時の品質。
設計品質またはねらい品質と言う。
製造品質現場て製造した実際の品質。
製造品質またはできばえ品質と言う。
使用品質顧客が製品を使用する時の品質。
信頼性製品や部品はあらかじめ定められた期間は故障する事なく、機能を発揮する事。この機能を遂行できる能力。

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管理の方法

「管理の方法」ではSDCA、PDCA、QCストーリーなどが問われます。

維持管理作業手順や条件を標準化して、一定の品質を維持する管理。
SDCA(標準化、実施、確認、処置)のサイクルを回すことが有効。
改善管理PDCA(計画、実施、確認、処置}のサイクルを回すことが有効。
改善手順あるべき姿のギャップを解決する問題解決型QCストーリーと、ありたい姿のギャップを達成する課題達成型QCストーリーがある

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品質保証 : 新製品開発[定義と基本的な考え方]

「品質保証 : 新製品開発[定義と基本的な考え方]」FMEAFTADR品質機能展開などが問われます。

FMEA発生頻度・影響度・検出度から優先度を付けて未然防止に取り組む手法。故障モード影響解析とも言う。
FTA故障モードの発生経路や発生要因を解析するために、因果関係が分かりやすいように樹形図にしたもの。故障の木とも言う。
DR(デザインレビュー)設計・開発時に各部門の専門家が集まって評価する事。
品質機能展開(QFD)顧客や社会のニーズを具体的な要求品質や品質特性に変換するための方法論。
PL法製品の欠陥による被害に対し、メーカーが損害賠償することを定めた法律。

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品質保証:プロセス保証[定義と基本的な考え方]

「品質保証 : プロセス保証[定義と基本的な考え方]」では工程管理検査工程解析について問われます。

後工程はお客様前の工程は次工程(後工程)の意見や満足度合いを把握し、必要に応じて改善する事。
作業標準重要な要因の工程異常が発生しないように、作業目的や条件、作業方法、結果の確認方法作業標準に示し、それで教育訓練を行う。
QC工程図製品単位で、材料の受け入れから出荷されるまでの各段階で、保証されるべき特性ごとに検査や確認の方法、基準を記載した図。
工程解析QC七つ道具では、ヒストグラム特性要因図で異常要因を検討する。
また散布図で要因の影響度を把握する。

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品質経営の要素:方針管理【定義と基本的な考え方】

「品質経営の要素:方針管理【定義と基本的な考え方】」では方針方針管理方針展開などについて問われます。

方針トップマネジメントによって正式に表面された、組織の使命、理念及びビジョン、又は中長期経営計画の達成に関する、組織の全体的な意図及び方向付け
JIS Q 9023:2018(マネジメントシステムのパフォーマンス改善-方針管理の方針)
方針管理設定された設定の方針に対して、会社全体で協力しながらベクトルを合わせ、管理サイクル(PDCA)を回しながら達成する一連の活動。
重点課題組織の課題を整理して、重点的に取り組む方針管理の達成すべき課題
目標重点課題の達成に向けた取組みで、目指す到達点。
方策目標を達成するための具体的な手段(実施事項)。

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品質経営の要素:日常管理【定義と基本的な考え方】

「品質経営の要素:日常管理【定義と基本的な考え方】」では、日常管理の基本的な考え方や進め方、分掌業務などについて問われます。

分掌業務各部門や役職、または担当者が行う事を明確化した業務。
SQDC製造業における重要な4つの要素。安全、品質、納期、コスト。
管理項目目標を達成しているどうかを評価するには、管理項目を決める必要がある。管理項目には結果系と要因系がある。
管理点品質特性のような結果系を評価する管理項目。
点検点結果を引き起こすと考えられる要因系を評価する項目。
管理水準管理項目が安定状態であること客観的に判定する基準値。

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品質経営の要素:標準化【言葉として】

「品質経営の要素:標準化【言葉として】」では標準化、考え方、標準化した時のメリットなどについて問われます。

標準化作業方法や規格などを統一や単純化したルールを設定する事。
社内標準化分かり易く実行可能である事が重要
標準化のメリット技術伝承単純化共有化相互理解ばらつきの低減

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品質経営の要素:小集団活動【定義と基本的な考え方】

「品質経営の要素:小集団活動【定義と基本的な考え方】」では小集団活動の進め方やQCサークルの基本的な考え方、分析ツールなどについて問われます。

小集団活動同じ職場や同じ目的を持った人たちが集まり、共通の目的を達成するためのグループ活動で、強制的ではなく自主的に運営するのが特徴。
目的別グループ特定の要求目標を達成するために企業内はもとより、必要に応じ企業外からもその達成に最も適切なメンバーを集められたチーム。
職場別グループ職場別グループは、同じ職場の人々が集まり、問題解決を図る活動で、QCサークルが有名。
小集団活動で有効な手法ブレーンストーミングパレート図系統図法層別

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品質経営の要素:人材育成、品質マネジメントシステム[言葉として]

品質経営の要素:人材育成【言葉として】では、品質に携わる方や社会人としての心構えなどについて問われ、品質マネジメントシステム【言葉として】では、ISOの品質マネジメントシステムなどが出題されます。

この2つの項目についてはあまり出題される傾向ではありませんので、タイトルのリンク先を軽く目を通すぐらいで十分だと思います。

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